近年、グローバル化や多文化共生が進む中で、「多様な価値観に触れること」の重要性が改めて問われています。
これは単なる流行語ではなく、自分自身の思い込み(バイアス)や固定観念を見つめ直す大切なきっかけでもあります。
作家の坂東眞理子さんも著書の中で語っていますが、
「私たちは無意識のうちに偏った考えにとらわれていることがある」
という言葉は、とても深い気づきを与えてくれます。
◆ 無意識のバイアスに気づくということ
ありがたいことに、私はカナダに住んでいた経験があり、また仕事柄、多国籍の人々と接する機会が多いため、
「自分の価値観が絶対ではない」
ということを、実体験として感じてきました。
そのおかげで、日本に戻ってからも「思考停止」になることなく、物事を客観的に見る習慣がついています。
◆ 海外と日本の違いに見る文化的バイアス
たとえば、日本では電車内のアナウンスが非常に多く、しかも英語・中国語・韓国語など多言語で繰り返されます。
しかしカナダや欧米諸国では、ここまでのアナウンスはありません。
「外国人のために言っているのかな?」
と疑問に思うこともしばしば。
これは、日本社会が「過剰な親切」や「失敗を避ける文化」によって成り立っている一方で、
その分、受け手の自主性や判断力を奪ってしまっている側面もあるのでは? と感じる瞬間です。
◆ 思い込みが日常にあふれている
スーパーに並ぶパック詰めの野菜や果物にも、無意識の思い込みが潜んでいます。
「見た目がキレイでないと売れない」「個包装が安心」などの考え方は、実は日本特有の価値観です。
でも、本当にそれは必要なのでしょうか?
環境問題やフードロスの観点からも、もっと柔軟な選択肢があってもいいはずです。
◆ まとめ:多様性を知ることが、自分を自由にする
多様な価値観に触れることは、自分の「当たり前」を壊すことです。
それは決して不安なことではなく、むしろ自分を解放するチャンスだと思います。
私たちは知らず知らずのうちに、「こうあるべき」「こうするのが普通」といった文化的思い込みの中で生きています。
でも一度その枠を外せたら、
世界はもっと自由で、広くて、面白くなります。
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はまちゃん

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